2000-02-24 第147回国会 衆議院 建設委員会 第2号
そして、マイナス点を挙げる中で、それにはいろいろなほかの対策が必要だよということで、例えば吉野川の流量、流速が増加するということについては護岸工事の必要があるということも書かれているし、それから、上流から土砂が吉野川に流れるということについては、水源山地の渓谷に砂防施設を設けたりということで、山に草木を茂らせて雨量を多量に保有すればその不便さを抑えることができるとか、やはりそういう総合的な見地から、
そして、マイナス点を挙げる中で、それにはいろいろなほかの対策が必要だよということで、例えば吉野川の流量、流速が増加するということについては護岸工事の必要があるということも書かれているし、それから、上流から土砂が吉野川に流れるということについては、水源山地の渓谷に砂防施設を設けたりということで、山に草木を茂らせて雨量を多量に保有すればその不便さを抑えることができるとか、やはりそういう総合的な見地から、
どうか林野庁の一層の御努力で、先ほど申しましたような大規模なゴルフ場開発を初めとする乱開発、山地開発などに歯どめをかけていただいて、水源山地の森林整備を推進していただきたいと強く願うのですが、御見解を求めます。
また、その機能の拡充という点につきましては、水源地域におきます森林整備及び山地保全のために水源地域緊急整備事業や集落水源山地整備事業等の治山事業、あるいは森林開発公団によります水源林造成を積極的に実施するとともに、森林総合整備事業等の造林事業により森林の諸機能の高度発揮を図っているところでございます。 先生御指摘のように、現在林業を取り巻く状況はますます厳しくなっているところでございます。
特に沖縄の北部におきましては沖縄の水源地として重要でございますので、これまでも東村や国頭村におきまして重要水源山地整備治山事業を実施してきているところでございます。
林野庁といたしましては、森林の有する水源涵養機能につきまして非常に重要なものと認識しておりますが、水源山地のうち特に重要な森林につきましては保安林に指定し、適正な管理をしております。その保安林の解除に当たりましては、森林法に基づき保安林の指定目的の達成に支障を及ぼすことがないよう慎重に処置している次第でございます。
立方当たり二円五十銭でざっと百七十億円、それから工業用水も同じようにざっと百八十億円で、水力発電用水が一キロワット時〇・九円で七百八十億円、その他四十億円で平年度ベース千百七十億円を要求しているという中で、林野庁の場合には十年間にしますと約三千五百億円を特に今お話しになりましたような荒廃林地の復旧整備事業等に充てたいんだと、こういうお話だと思うのですけれども、これは従来の事業でいきますと特別重要水源山地整備治山事業
第二点といたしましては、水源涵養関係の問題でございますが、これからの水需給の逼迫に対応しまして、奥地の水源林の機能の拡充強化をしなければならぬわけでございますので、水源山地の水資源対策、それから総合的に山地全体の治山事業を行いまして、その地域の保全を確保し、水源涵養機能を強化するというのが第二点であります。
それから、水源涵養機能の拡充強化という面でまいりますと、特に重要水源地域におきましては、森林を二段林につくりながら機能を増加するという方法が非常に有効的でございますので、そういう重要水源山地整備治山事業として加茂町とか和気町をまず当面考えております。
特に水源山地につきましては、先ほど触れましたようにやはり利水の調整あるいは洪水を低減させるというようなことになりますと、林地のスポンジのような吸収力を高めるということが非常に重要でございますので、そういう面で林を二段林につくって、いつも山を被覆する状態で森林を造成し、それを維持していくというような形で進めることが重要だと思いますので、そういう形でこの高梁川の上流をやってまいりたいと考えておるところであります
まず第一には、荒廃地の復旧整備でございますが、これにつきましては、先生のお話のとおり、治山事業を積極的に進めておるわけでございますが、特に私ども、ダムの上流地域の水源地帯につきましては、最近力を用いてまいりまして、昭和五十四年からは重要水源山地整備事業ということで小さいダムをたくさんつくりまして、低ダム群を幾つかつくりまして、それによって土壌の流出を防止するというような方法を採用しておりますが、さらに
新規のものといたしましては、農林水産省の最初の治山事業の千五百九十四億の中に特別重要水源山地整備事業という新しいものが入ってございます。また農林水産省の最後の保安林整備管理事業の中に保安林管理促進事業というものが新しく入って、ございます。 また、同じく新規のものといたしましては、建設省の最初の河川事業の中に都市河川緊急整備事業というのが含まれて、ございます。
現在、治山事業では、特に昭和五十四年度から、利水ダムあるいはため池などの上流部の水源山地につきまして重要水源山地整備治山事業というのを設けまして、特別にその地区におきましては集中的に投資を行いまして、水源の涵養機能の向上を図っているところでございますが、御指摘のとおり、水源涵養保安林というのは全国の森林の約二〇%でございます。
なお、この中には特別重要水源山地整備事業と低いう新規項目が入ってございます。 それから、下の方にございます建設省の九千六十四億というのも大きゅうございます。このうちで河川事業が四千五百二十四億余、ダム事業が二千百五十七億余、砂防事業が千六百九十三億余とございますが、河川事業の中に都市河川緊急整備事業というのが新規に入ってございます。
特に水質保全に関しましては、森林法に基づく水源涵養保安林など保安林制度の運用、重要な水源地域における水源涵養機能を向上させるための重要水源山地治山整備事業、さらに、水源地域におきます計画的な森林の造成整備などの水源対策を通じまして、水質保全対策に資しているところでございます。
こういう形の中に、五十四年度からは重要水源山地の整備治山事業というのを進めることにもいたしております。 これらの内容を簡単に申し上げますと、水源涵養保安林につきましては五十三年の三月末で約五百三十万ヘクタールございます。第三期の保安林整備計画に基づきまして、昭和五十八年度までにさらに約四十万ヘクタールの森林を保安林といたしまして指定する目標を組んでおるわけでございます。
なお、五十一年度、本年度からは、いわゆる異常天然現象によりまして水源山地が著しく荒廃したと、そしてダムヘの流入土砂が非常に増大するということが予測される場合におきましては、砂防事業によりまして、いわゆる治水効果を確保するために貯水池末端に砂防ダムをつくる、そうしましてダムに入る土砂を減らし、ダムの有効寿命を延ばしていく、さらにその堆砂を掘削する、砂防ダムにたまった堆砂を掘削して半永久的に砂防ダムの機能
私たちは、この琵琶湖を一周いたしましたが、痛切に感じた諸点について述べてみますと、湖東部には野洲川、日野川、愛知川、天野川など多数の河川が流入し、これらの諸河川の水源山地は、古生層、花崗岩などの古期の岩石で構成されておって、荒廃が激しいためか、きわめて流出土石が多く堆積平町が発達し、近江米の生産地でもあり、中でも野洲川のデルタは最も大きく、対岸堅田との間はわずか一・五キロという湖のうち最も対岸距離の
そうして、特に、戦時中、治山治水事業がそでにされた結果、水源山地の山林は乱伐され、土地も無計画に利用されたため、河川の状態は著しく荒廃し、そのため、この戦後のわが国に大きな被害がきておると思うのであります。これ、すなわち、日本が、民族と民族との争い、戦争にその全力を集中して、自然との争いを放棄したところの結果がこうなっておるといっても過言ではありません。
ことに水源山地の山くずれというものが非常に多い。
御承知の通り、本案は近時の異常な大風水害等の続発に対しまして、災害を未然に防止し、あるいはその被害を軽度にとどめるために、治山治水の基本対策の一環として、水源山地の森林の造成をはかり、その管理の適正を期するための措置を講じようとするものでございますが、本日は特に山林事業や治山治水関係の方々より、それぞれの立場に基き忌憚のない御意見を承り、本案の審査に資したいと思う次第であります。
従いまして災害を未然に防止し、或いはその被害を軽度にとめまするには、先ず水の流れ出て来る水源山地の森林を造成し、その森林を国土保全の目的から適正に管理することが必要不可欠の条件であります。
従いまして災害を未然に防止しあるいはその被害を軽度にとどめまするには、まづ水の流れ出て来る水源山地の森林を造成し、その森林を国土保全の目的から適正に管理することが必要不可欠の条件であります。